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 新バージョン9.0の主な特徴

 

■ 概要
EDICOLOR 9.0は、EDICOLOR 8.0までの機能に加え、「正しい日本語を美しく組む」をコンセプトに、本文の増減に応じて移動する浮動枠・ページの余白に自動表示する柱文・一行内に複数行を割付する振り分け機能・自動ルビ振り機能・文書校正支援機能など広報紙誌や書籍等向けの組版機能の強化、レイヤー機能・表組みのリンク・RTF取込機能などの雑誌やカタログ等へのレイアウト機能強化をはじめ、ユーザー様よりご要望いただいた数多くの新機能を追加しました。

 
■ EDICOLOR新バージョン9.0の主な特徴
 
(1)日本語組版機能の強化
1.浮動枠
  本文の文字の増減に応じて、移動する文字枠を設定できます。主に段抜き見出しに使用できます。段数・行数のサイズ指定、自動拡張と段末禁則のON/OFFの指定が行えます。
2.柱文
  ページの余白箇所に柱文を自動作成します。マスターページでレイアウト位置を決め、表示する柱の内容を文字列とタグで指定することによって、自動的に柱文を生成します。検索方法として、編集ページの基準に近いオブジェクト(文字枠または表枠)から順に検索し、最初に見つかった柱候補文字列を表示します。
3.振り分け
  指定した文字列を一行中に指定した行幅で、折り返して割付をする機能です。文字列は指定の行幅で必要なだけ改行されるため、その文字数と行幅によって振り分けの行数が決まります。行長は、数値もしくは文字数で指定し、行揃えは、上揃え・中央揃え・下揃えから選択します。
4.自動ルビ振り機能
  テキスト取り込み時に、対象テキストにルビ情報を自動的に付加します。ルビ用タグが付加されているので、取り込みした際には、ルビが振られた状態となります。教育漢字では学年別辞書、教育漢字以外では、常用漢字などの辞書を指定できます。また、拗促音などのルビ体裁を設定することができます。
5.文書校正支援機能
  テキスト取り込み時に、校正された文字列を流し込むことができます。誤字・脱字と疑われる文字列や辞書に無い語、表現誤り、同音語誤り、仮名遣い、句読点の連続・統一、送り仮名、などを検出します。
6.Unicode和欧指定
  Unicode内の「U+0020〜U+3000」の領域にある文字コードについて、和文・欧文の属性が設定できます。この設定により、特定の文字を和文か欧文に判別した上で、欧文の場合はプロポーショナルでのピッチ処理を行います。

 
(2)レイアウト機能の強化
1.レイヤー機能
  重ね合わせることのできるレイアウトの階層を8版まで設定できます。作業中のレイヤーを基準化させるカレントや、変更や削除できなくする保護などの設定が行えます。印刷時の詳細設定で、印字するレイヤーを選択することができます。
2.連結ツールによる表組みのリンク
  自動リンクした表を、別の自動リンク表のあるページにコピー&ペーストしても対応できるように改善しました。従来、自動リンク表については10個以下までの制限がありましたが、無制限に対応できます。
3.RTF取込機能
  Microsoft Word 2003で保存されたテキスト(拡張子RTF)に、文字属性(フォント・サイズ、色)を保持したまま取り込みできます。
4.文字数カウント
  文字枠選択・文字選択時に、ステータスパレット内に、文字数と残文字数を表示します。自動リンク文字枠、文字枠連結の場合は、自文字枠と連結分を含む全文字数を表示します。
5.Unicodeサロゲートペア対応
  Unicodeの文字領域には、2文字で1文字を表示するサロゲートペアがありますが、表示及び出力に対応しました。

 
(3)操作性改善
1.インラインオブジェクトの簡易作成
  オブジェクトを1つ選択してコピーし、文字列内にペーストするとそのオブジェクトが1つの文字として扱われるインラインオブジェクト機能について改善しました。画像ファイルやライブラリファイルから対象画像を選択したのち、直接、インラインオブジェクトを作成できます。
2.使用フォント選択メニュー上への書体プレビュー表示
  環境設定で使用フォントを設定したフォントについては、フォントサンプルをプレビューで表示します。この表示により、そのフォントが実際に使用できるかできないかの判別が行えます。
3.表内の行/列単位での連続選択
  マウス操作で表枠内の行/列単位でのセル選択が行えます。
4.オブジェクトの保護機能
  オブジェクトメニューに「保護」機能が追加されました。「保護」が設定されたオブジェクトは、「保護の解除」以外のすべての動作が禁止されます。 
※ 「ロック」はオブジェクトの移動とリサイズを禁止する機能です。 

5.クリップボードからの画像貼り込み
  クリップボード上のビットマップデータを画像ファイルに変換して取り込む機能を追加しました。 
取り込み可能なクリップボード形式 
【Windows版】 
・ ビットマップ 
・ 拡張メタファイル 
【Macintosh版】 
・ PICT 
6.文字パレットへの選択履歴表示
  文字パレットに、以前選択された文字を表示する機能を追加しました。デフォルト値は10となります。選択履歴で、表示されている文字をダブルクリックすると、選択された文字が、カーソル位置に挿入されます。

 
(4)自動処理機能の強化
1.差し込み用タグコマンド
  タグ取込時にキ−ワード文字列の置換機能を追加し、複数ページに渡って記事の自動組みを行えるようにすることで、オペレータの負担を減らします。文字枠・表枠セル内に“キーワード”の設定を行います。タグ取込時に別途準備したCSVファイルの内容を参照し、事前に設定したEDICOLOR記事の“キーワード”をCSVファイル内の条件に該当する内容に置換されます。
2.文書内情報
  文書内の任意の位置に属性情報を保持できる機能を追加しました。設定された属性は、機能文字として登録されますが、組版の対象とはせず、文字の幅としての認識もされません。

 
(5)その他
1.分割数と間隔によるグリッド指定
  グリッド/ガイドライン作成時に,「間隔」及び「均等分割数」を指定したグリッド/ガイドラインが作成できるようになりました。
2.帳票グリッド
  グリッド/ガイドライン作成時に,「インチ/カラム」によるグリッドが作成できるようになりました。
3.ペースト時のタグ解釈
  EDICOLORとテキストエディターとのテキスト(コピー・ペースト)のやりとりの中でEDICOLORのタグテキストを変換して取り込むことができるようになりました。
4.清書表示改善
  清書表示機能にて、最終印刷物により近い結果を画面で確認できるようになりました。
・原稿升目の一括でOFFにします。
・記事サイズにてマスクをかけて裁ち切り部分を切り取ります。
・各パレットを一括で消去します。
5.適用済みの色を置き換える機能追加
  カラーパレットにて「色置換」機能を追加しました。デフォルトの色も含めて記事中に適用されている色を一括で他の色に置き換えることができるようになりました。
6.タブルーラーのプレビュー
  タブ設定のダイアログに「プレビュー」ボタンを追加しました。
7.プリント範囲指定
  印刷領域を用紙サイズ以下の任意の矩形で指定することができるようになりました。

 

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